タグ別アーカイブ: 砂かけジジイ

砂かけジジイの新作情報 その9

アートグラス鑑賞の壷②
線が生きているか?

美しい線が刻まれているかが、作品の出来を大きく左右する。
筆字と同じで、一本の線は一息に引かなければならない。
若し考え事をしていたり雑念があれば、必ず下書き線から逸れたり、勢いが滞ったりする。

カッターナイフを握っている時は何も考えていないから、ストレス解消にはなるな。
兎に角気の抜けない仕事じゃ!

(「波に千鳥」ピンク地に瑠璃被せ、底菊文)

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砂かけジジイの新作情報 その8 家紋を入れたぞ!

グラス底面に家紋を入れてみた。

勿論これは注文製作じゃから売約済みじゃ。

客からのたっての頼みで引き受けたのじゃが、
正直あまり気が進まなかった。

じゃがこうして見ると、なかなかいいもんじゃの。

桐の箱にでも納めれば、進物品にはピッタリかもしれんな!

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砂かけジジイの新作情報 ぶどう唐草文様

アートグラス鑑賞の壷①
今日はサンドブラスト作品の鑑賞の壷を伝授しよう。

デザインの良し悪しが作品の出来を左右する。言うまでのことはないが、それは作家の感性の問題じゃ。ここではもう少し細かい話をしよう。

グラデーションで重なりや奥行きを表現しているが、彫が浅ければ重なりが分からないし、彫りすぎれば色が飛んで地と同化してしまう。

特に隣接していて何回も砂を吹き付ける所は要注意じゃ。
はじめは上手く表現できたと思っても、二回三回と吹き付けていくうちに色が飛んでしまう。

上達の極意は、何回も失敗することだ。
失敗を重ねて初めて身になるのじゃ!

人生万事に共通する事じゃな。

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砂かけジジイの新作情報その6 切子とサンドのコラボレーション

白を表現するのため周りの色ガラスを残し、モチーフを沈めるように彫り、さらに底面に切子文様を入れた。

まだ誰もやってない新しい試みだ!

仲間の切子職人から荷物が届いた。
期待に胸を躍らせながら封を解く。

ところが、なんということだ、
6ヶ中3ヶが破損している。

ショックだ!
しばらく呆然自失。

宅配便のドライバーは、損害の保証はしますと云うが、二度と同じ物は作れないし、なによりレアものの生地を使っているため、素材が手に入らない。

横着せずに自分で取りに行けばよかったと、悔やまれる。
この暑さと盆休み。チョット手を抜いたことが致命傷となった。

天罰ということか?

仲間の切子士がキレイですねと云ってくれたことが、せめてもの救いじゃった。

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砂かけジジイの新作情報その5 花二題

秋風に戦ぐコスモスと、春霞の中に揺れる桜を表現してみた。
なかなかの出来だと思うがどうじゃ!

年寄りはだれも褒めてくれないので、どうしても自画自賛が多くなるらしい。
まあ、勘弁してくれ。

ピンクは金を発色材として使うので、金アカとよばれる。入手困難な生地じゃ。
その内予約会をするので、早い者勝じゃぞ!

(TSUBUちゃん、Toppoi次女さん、書き込みありがとうよ。ご要望、確と聞いたぞ。まあ、あてにせず待っていてくれ。じゃが最近ワシは「妖怪モノワスレ」に進化中じゃ。聞いたそばから忘れていくのは便利じゃぞ。どうだ参ったか!!!)

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砂かけジジイの新作情報その4 花鳥二題

椿に四十雀と柿と雀じゃ。
秋向けの作品じゃがな!

〈よく受ける質問〉
「一個何時間かかりますか?」
花のワンポイントもので6~10時間、花鳥で8~15時間、グラス全面と底面に加飾するものは4倍の30時間以上かかるぞ。結構しんどい作業じゃ。

提供価格は工賃を時間当り千円で計算し材料代を足したものじゃ。
これで大体の見当は付くじゃろう。
買いやすい値段で出すので心配するな。

「割りに合わないでしょう」だと?、
好きだからやっているのじゃ!

次回も楽しみにしていてくれ。

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砂かけジジイの新作情報 その3

夏向きの作品2題、
カワセミとハイビスカス。

特にカワセミに注目してくれ。
風切羽の一枚一枚まで彫り分けた自信作じゃ!
一寸の油断も許されない、緊張連続の作彫じゃった。

自画自賛、手前味噌と笑いたい奴は勝手に笑うがいい。
兎に角、ワシの自信作の一つじゃ。

(YORIAKIさん、還暦おめでとう!お褒めいただき痛み入る。11月に個展というか展示即売会を開催する予定じゃ。作品を造り貯めるので、それまで待ってくれ)

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砂かけジジイの新作情報 その2

今回のは少々力の入った作品じゃ。

グラス全面に紅葉文様と椿文様を彫り込み、その上底面にも花丸文様を彫り込んであるぞ。
通常の4倍は時間がかかったな。

当分やりたくないデザインじゃ!

ともあれ、力作を鑑賞してくれ。

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砂かけジジイの新作情報

被せガラスという生地(素材)にサンドブラスト技法で作った作品じゃ。
被せガラスとはガラスの上に、別の色ガラスを薄くかぶせた(被せた)ガラスで、砂で彫っていくと下地のガラスが見えてくる。厚く残すところ、薄く残すところのグラデーションにより、遠近感や重なり具合を表現するのじゃ。

左からカーネーション、クレマチス、のうぜんかずらだが、そう見えれば拍手喝采じゃ。

しばらくは腕慣らしにグラス中心に彫っていくぞ!
次回作品も乞うご期待だ!

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砂かけジジイ復活

いつまで経っても上達しない自分の技量に嫌気がさしてしばらく休んでいたが、ガラス彫刻を再始することにした。

サンドブラストという技法で、金剛砂(酸化アルミナ)を高圧のエアーでガラスに吹きつけながら行う加飾法だ。

詳しいことは別の機会に説明するとして、店の片隅でチマチマやっているので、
興味のある方は声を掛けてくれ。

作品も逐次発表するぞ。
楽しみにしていてくれ!

(6月10日付けブログの告知ポスターの作者は誰かというYORIAKIさんのお尋ねについて、お褒めをいただきかたじけない、作者はワシじゃ)

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