uraさん書き込みありがとう。
1年以上も前の記事を覚えていてくれて、謝謝!
この機会にもう少し話をさせてもらおう。
トリインフルエンザがなにかと取沙汰されていたのでブタインフルエンザと聞くと、なにかと奇異に感じるかもしれないが、トリ→トリ型がヒト→ヒト型に変異する際にブタが中継点になっている場合が非常に多い。
云わばブタは新型ウイルスの培養器であり製造工場ともいえる。
今回の場合感染経路、罹患率、致死率など多くのことが明らかにされていないので不安もつのる。
また弱毒性と発表されているが、強毒性に変異することはないのか。
もっと怖い話を聞いた。
日本の調査チームにより強毒性のH5N1型に感染したブタがインドネシアで発見されたという。
パンデミックは、やはり時間の問題なのか。
でも悪い話ばかりではないぞ!
従来の治療薬はウイルス表面の抗原をターッゲットとしていたため、これが変化すると無効になる。
これが対ウイルス戦争の難しい点だ。
ところがウイルス内部に共通するタンパクを標的とする新治療薬が開発されたと聞く。
まさに夢の治療薬だ!
だが実用化には、まだ数年を要するそうだ。
人間とウイルスの鬩ぎ合いに終止符が打たれる日が何時来るのだろうか。
もともと地球上の先住者は細菌やウイルスだ。
そこに割って入った人類の歴史はたかだか800万年ほど、先住者からの攻撃は当分続くだろう。