かんばれ、ジャポニカワイン!

1月17日(木)ワインの会新年会が行われました。写真は参加者が持ち寄ったワインです。今年最初の会とあって、皆さんそれぞれ力を入れて粒ぞろいの美味しいワインをお持ちになったのですが、その中で秀逸だったのが新潟県上越市岩の原の赤ワインでした。
ヴィンテージは2003年で「雪室熟成」と表記してありました。ボディーもしっかりしていて、なかなか丁寧な作りをしているなという感じです。ラベルに原料名の記載がなかったのでよく判りませんが、国産ブドウ種でこれだけのボディーを出せるのはマスカットベリーAでしょう。国産ワインもなかなか捨てたものじゃないぞと思いました。
最近は世界的に和食ブームなのに、これに合う日本産ワインが無いのはおかしいとの声が上がり、各国からジャポニカワインが嘱望されているそうです。
山梨の業界団体では、甲州ワイン(白)がEUの基準を満たしてことが分り、この度ワインの本場フランスへテスト的に500本ほど輸出することが決まったそうです。アメリカには2002年から輸出が始まっていますが、ヨーロッパへは初めてのことだそうです。ふつう食用種は糖度が低く水つぽくなるのでワインには向かないとされているのに、これは快挙ね。
世界に羽ばたけ国産ワイン!がんばれジャポニカワイン!

カテゴリー: ワインの会   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です