8月15日が近づくと多くの終戦記念番組が放映されますが、
終戦間際の文書焼却事件のレポートからです。
当時政府は、戦争に関連する一切の公文書を廃棄・隠滅するよう命令しました。それを知ったマッカーサー司令部は文書の保全と復元を指示したのです。
「それからが大変ですよ、隠ぺいと改ざんの毎日でした。
その頃からですかね~、役人が公文書に関して無関心で、杜撰な取り扱いをするようになったのは…」
と、ある外務省の当時の担当官。
歴史は正しく残し、正しく伝えていかなければ、
後世で正しい評価をすることはできません。
戦争に鈍感になっていく日本人の感覚は、
こんなところから生まれてくるのかもしれませんね。